欧州のデポジットシステム
モノは大事に使い、繰り返し使用するほうがいい。
かつて、日本の容器は、何度でも使う「生きビン」(リユースビン、リターナブルビン)が主流だった。
今では、メーカーが一度しか使わない「使い捨て容器」が、
スーパーやコンビニを陣取っている。
欧州に行くと、
「生きビン」や「リターナブルペットボトル」にお目にかかれる。
容器を繰り返し使うには、
確実に返却してもらうことが必要だ。
そのために、ドイツではデポジットシステムを導入している。
ハイデルベルグのユースホステルで、
「生きビン」を返却に来た学生さんの写真を撮らせてもらえた。
返却口に、ビンを入れるところ
返却した後に、戻ってくるデポジット金(預り金)は、
20セント(約20円)、
購入するときに、上乗せして払い、
容器を返却すれば、
デポジット金が戻るシステム。
このデポジットシステムは、繰り返し使用するビンやペットボトルだけでなく、
使い捨てのペットボトルにも適用。
次回は、生きビンならぬ、生きペットボトル(リターナブルペットボトル)の紹介をします。
関連記事